としくんの雑談部屋

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通信制大学での日常、実体験をもとに通信制大学関連の情報を投稿しています。

オーストラリアで衝撃を受けた話

こんにちは、今回は、前回の続きでホームステイの話をします。前回の内容を見直したのですが、まるでただ観光に行った話みたいになってましたね。まだ見ていない方はぜひ見てみてください。

 

toshikun-tou.hatenablog.com

もちろん遊びに行った訳ではなく、現地の学校で勉強しました。現地で衝撃を受けた話をしようと思います。

目次

  • 学校初登校

朝8時半くらいに、ホストファミリーの車で送ってもらい、学校に行きました。すると1人の現地の学生がいました。「Good morning!」と爽やかに挨拶したら、「オハヨウゴザイマス」と返ってきました。え?日本語うま。

色々話を聞いたところ、私たちの初登校日の日、現地学生は休みだったらしいです。じゃあなぜここに?と聞いたら「日本人が来ると聞いて日本語を勉強しにきた。」と言ってました。意識の高さ!凄い。そして日本語がめちゃくちゃ上手いんですよ、英語一切使わずに会話できてました。

僕たちは英語を学びに行ってるから英語で話してほしかったような気もしますが(笑)でも日本語のうまさに一同驚いていました。

 

  • お世話係との出会い

学校登校3日目から、現地学生も登校してきました。皆凄い!色々な髪形、髪色、ピアスに、なんとニンテンドースイッチを持って来てる子もいました。日本では考えられないですね。

そして、お世話係(?)みたいな感じで、日本人学生に1人1人、現地学生がついてくれました。僕についてくれた子はかなりシャイな男の子でした。正直あまりしゃべれませんでした(笑)めちゃくちゃ照れるんですよ彼。僕と1対1じゃなくて他の子も一緒だったら話すんですけどね。それでも終始僕のそばにいてくれて、めちゃくちゃ助かりました。

 

  • トイレ

ちょっと汚い話になりますが、これも衝撃を受けたので書かせてください。日本では男子トイレって、個室と、立ってする便器がありますよね。トイレに行きたくなったので、行ってみました。そしたらびっくりしましたよ。たちしょん用の便器が無いんです。どこでおしっこすんねん!!周りをキョロキョロしたら、なんと皆金属でできている壁(?)のような所に向かっておしっこしています。おいまじかよ!その壁の上からは、滝のような感じで常時水がちょろちょろ流れていました。

僕もトイレしたかったので、出そうとしたんですが、めちゃくちゃ恥ずかしいんですよ。だって便器が無いから、プライバシーもくそも無いんですよ。

何がとは言いませんが、皆さん丸見えなんです。僕も含め。恥ずかしさが尿意に勝ち、結局用を足すことができませんでした。その日の午後は膀胱パンパンでした。

 

  • 一番の衝撃

ある日、現地学生が日本について学ぶ授業に参加しました。その日本語を教える先生、広島カープの大瀬良選手のユニフォームを着ていました。ナイスセンス。「This is オオセラ!!」って言ってました。そして箸の使い方の授業がありました。日本人、現地学生混合5人グループで輪になり、全員箸を持ち、消しゴムを箸で掴んでいる人に、箸を近づけ持たれている消しゴムを箸で取り、皆でグルグル回して箸の使い方をマスターする授業でした。僕は普通に(箸で物を掴むの結構難しいからいい授業だなぁ)と感心していました。その後、大瀬良選手のユニフォームを着ている先生がカタコトでこう言いました。

「ジャパニーズピーポー、ソーリーネ!」

と言っていたんですね。何を謝っているんだ・・・?小さい脳ミソをフル回転させ、数秒後にピンときました。なるほどね。

日本では人が亡くなったら、ご遺体を火葬し、骨を拾いますよね。その時に箸と箸で骨を二人一組で掴み、骨壺に納めます。この行為を「箸渡し」と言います。なので食事の時に、食べ物を箸渡しをするのはマナー違反で厳禁な行為です。縁起が悪いですからね。

なんとその先生は日本独自のこの文化を知っていたみたいです。だから前もって日本人に謝ったわけです。これには驚きました。すごいですよね、感心しました。

 

  • 「外国語を学ぶ」ということ

どこかのブログで書いた気がしますが、実は僕英語の教員になりたかったんです。だから大学では英語を教えるための勉強をやりたかったのですが、今回のこの出来事をきっかけに考えを改めました。外国語を学ぶということは、ただ言語を学び、話せるようになるだけではなく、その国独自の文化もしっかり学んで、その上でやっと外国語をマスターするということなんだなと。今人生21年目ですが、1番僕に衝撃を与える、価値観が変わる2週間でした。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。